小川洋子の通販比較口コミ

            

博士の愛した数式

価格:1,620円 新品の出品:1,620円 中古品の出品:1円
コレクター商品の出品:1,050円
カスタマーレビュー
 1990年の芥川賞受賞以来、1作ごとに確実に、その独自の世界観を築き上げてきた小川洋子。事故で記憶力を失った老数学者と、彼の世話をすることとなった母子とのふれあいを描いた本書は、そのひとつの到達点ともいえる作品である。現実との接点があいまいで、幻想的な登場人物を配す作風はそのままであるが、これまで著者の作品に潜んでいた漠然とした恐怖や不安の影は、本書には、いっさい見当たらない。あるのは、ただまっすぐなまでの、人生に対する悦びである。  家政婦として働く「私」は、ある春の日、年老いた元大学教師の家に派遣される。彼は優秀な数学者であったが、17年前に交通事故に遭い、それ以来、80分しか記憶を維持することができなくなったという。数字にしか興味を示さない彼とのコミュニケーションは、困難をきわめるものだった。しかし「私」の10歳になる息子との出会いをきっかけに、そのぎこちない関係に変化が訪
ツバキ文具店

価格:1,512円 新品の出品:1,512円 中古品の出品:1,120円
コレクター商品の出品:3,799円
カスタマーレビュー
言いたかった ありがとう。言えなかった ごめんなさい。伝えられなかった大切な人ヘの想い。あなたに代わって、お届けします。家族、親友、恋人??。大切に想ってっているからこそ、伝わらない、伝えられなかった想いがある。鎌倉の山のふもとにある、小さな古い文房具屋さん「ツバキ文具店」。店先では、主人の鳩子が、手紙の代書を請け負います。和食屋のお品書きから、祝儀袋の名前書き、離婚の報告、絶縁状、借金のお断りの手紙まで。文字に関すること、なんでも承り?。ベストセラー『食堂かたつむり』の著者が描く、鎌倉を舞台した心温まる物語。
本を守ろうとする猫の話

価格:1,512円 新品の出品:1,512円 中古品の出品:1,050円
コレクター商品の出品:350円
カスタマーレビュー
『神様のカルテ』シリーズ外、初の長編! 「お前は、ただの物知りになりたいのか?」 夏木林太郎は、一介の高校生である。夏木書店を営む祖父と二人暮らしをしてきた。生活が一変したのは、祖父が突然亡くなってからだ。面識のなかった伯母に引き取られることになり本の整理をしていた林太郎は、書棚の奥で人間の言葉を話すトラネコと出会う。トラネコは、本を守るため林太郎の力を借りたいのだという。 痛烈痛快! センス・オブ・ワンダーに満ちた夏川版『銀河鉄道の夜』! 【編集担当からのおすすめ情報】 300万部超のベストセラー『神様のカルテ』著者、初のファンタジー長編!
サロメ

価格:1,512円 新品の出品:1,512円 中古品の出品:1,200円
コレクター商品の出品:975円
カスタマーレビュー

サロメ (文春e-book)

価格:1,728円 新品の出品: 中古品の出品:1,641円
コレクター商品の出品:2,000円
カスタマーレビュー
退廃の世紀末ロンドン。二人の天才を、“運命の女”が悲劇へといざなう 「私と一緒に地獄に堕ちよう」 「不謹慎」「不健全」「奇怪」「退廃的」……世紀末、すべては賛辞の裏返し。 その悪徳とスキャンダルで時代の寵児となった作家オスカー・ワイルドと、 イギリス画壇に彗星のごとく現れた夭折の天才画家、オーブリー・ビアズリーの愛憎を描く! 『楽園のカンヴァス』『暗幕のゲルニカ』に続く、 原田マハの野心的傑作長篇。 ※本文中に挿入される黒色ページは著者の意図によるものです。
昨夜のカレー、明日のパン (河出文庫)

価格:648円 新品の出品:648円 中古品の出品:89円
コレクター商品の出品:2,400円
カスタマーレビュー
夫を亡くした嫁と義父は共に暮らし、その死を受け入れていく。本屋大賞第2位、ドラマ化の感動作。書き下ろし短編収録!解説=重松清
昨夜のカレー、明日のパン (河出文庫)

価格:1,008円 新品の出品: 中古品の出品:2,400円
コレクター商品の出品:300円
カスタマーレビュー
若くして死んだ一樹の嫁と義父は、共に暮らしながらゆるゆるその死を受け入れていく。本屋大賞第2位、ドラマ化された人気夫婦脚本家の言葉が詰まった話題の感動作。書き下ろし短編収録!文庫版解説=重松清。
昨夜のカレー、明日のパン

価格:1,512円 新品の出品:1,512円 中古品の出品:2円
コレクター商品の出品:1,800円
カスタマーレビュー
悲しいのに、幸せな気持ちにもなれるのだ----7年前、25歳で死んだ一樹。遺された嫁のテツコと一緒に暮らし続ける一樹の父・ギフの何気ない日々に鏤められたコトバが心をうつ連作長篇。
音の糸

価格:1,728円 新品の出品:1,728円 中古品の出品:1,400円
コレクター商品の出品:442円
カスタマーレビュー
静かに響きわたる、著者初の音楽エッセイ 小学生の時に友人の家で聴いたカラヤンのレコード、中学校の音楽室で耳を傾けたブラームス、日曜朝のfm放送、故郷でストーヴを焚きながら聴いた灯油の臭いのするカセットテープ、大学生になって、抽選で当たって訪れた“はずだった”、あるピアニストのコンサート……。音の記憶の糸をたぐり寄せ、絡まった糸を一本ずつ解きほぐしていくと、そこには何が見えてきたのであろうか――。《音の糸は音の意図。場合によっては神の意図にもなる。翻弄されるのはつねにこちらのほうであって、だからこそ音楽との一対一の関係に適度な緊張が生まれてくる。どんなに絡まり合っていても、それが音楽にまつわる身分証明である以上、むげに断ち切ることなど、いまもこれからもできはしないだろう》(本文より)50篇で綴る、音楽と記憶の断片。 【編集担当からのおすすめ情報】 この本には、およそ70曲におよぶ楽曲が
大きな鳥にさらわれないよう

価格:1,620円 新品の出品:1,620円 中古品の出品:1,228円
コレクター商品の出品:3,799円
カスタマーレビュー
遠く遙かな未来、滅亡の危機に瀕した人類は、「母」のもと小さなグループに分かれて暮らしていた。異なるグループの人間が交雑したときに、、新しい遺伝子を持つ人間──いわば進化する可能性のある人間の誕生を願って。彼らは、進化を期待し、それによって種の存続を目指したのだった。しかし、それは、本当に人類が選びとった世界だったのだろうか?絶望的ながら、どこかなつかしく牧歌的な未来世界。かすかな光を希求する人間の行く末を暗示した川上弘美の「新しい神話」